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「Cartier 1899 – 1949, the Journey of a Style(カルティエ 1899‐1949、スタイルの軌跡)」(2007年)

リスボン、カルスト・グルベンキアン財団

ルネ・ラリックのジュエリーやカルティエの重要な作品などで知られるリスボンのカルスト・グルベンキアン財団。この展覧会は、カルティエがラ・ペ通りにブティックを構えた1899年から1949年までの歴史を辿り、それにより30年代から40年代までのデザインの恒常性を示すことを目的としました。マリア・フェルナンダ・パソス・レイチ氏、ヌーノ・ヴァサロ・エ・シルヴァ氏の展示指導のもと、現代的な演出と豊かな資料に特徴付けられる展覧会が作り上げられました。
財団の監修のもとにスキラ社が出版した展覧会カタログは、メゾンの作品をスタイルの不変性を通じて初めて分析したもので、今も「カルティエ コレクション」にとって重要な資料であり続けています。