『アート オブ カルティエ』展(1989 - 1990年)

『アート オブ カルティエ』展(1989 - 1990年)

パリ、プティパレ美術館

『L'Art de Cartier(アート オブ カルティエ』展は、その後世界を巡ることになる一連の大規模な回顧展の幕開けとなりました。プティ パレ美術館館長のジル・シャザルが指揮を取ったこの展覧会には、26万人を超える人々が来場し、アンドレ・マルロー氏の企画によって大成功を収めた1967年の『ツタンカーメン』展に続く記録を打ち立て、この美術館の歴史に確かな足跡を残しました。世界で唯一のアカデミーフランセーズ会員の剣のシリーズを含む、数々の作品が個人から貸与され、当時まだ誕生して間もない「カルティエ コレクション」とともに展示されました。