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セルトーヘンボス市立美術館(オランダ)

『Jean Cocteau – Métamorphose』展

2018年11月10日~2019年3月10日まで

セルトーヘンボス市立美術館で2019年3月10日まで開催されたオランダ初のジャン・コクトーの大規模回顧展に、「カルティエ コレクション」が展示されました。

この『Jean Cocteau – Métamorphose(ジャン・コクトー -メタモルフォーズ)』展では、アバンギャルドの中心人物であり、総合科学のパイオニアであった芸術家コクトーの多くの面が明らかになりました。小説家としてだけでなく、詩人、劇作家、映画監督としても活躍したジャン・コクトーは、ジュエリーや工芸品のデザインにも取り組んでいました。「カルティエ コレクション」からは、ジャン・コクトーが1955年にアカデミー フランセーズの会員になった際に贈られたアカデミー会員の剣が出展されました。コクトー自身のデザインに基づいてカルティエが制作したこの剣は、彼が大切にしていたいくつものシンボルが表れています。柄(つか)にはオルフェウスの横顔が象られ、その竪琴は柄の先を飾り、コクトーを象徴する6角形の星は、鍔(つば)を飾ります。今回初めて公開されたデッサンノートには、それと同じ版画が収められており、おそらく1949年にニューヨークに旅した際につくられたものです。そして、ジャン・コクトーとメゾンの関係性を物語るもうひとつの証しは、トリニティ リングです。コクトーは、小指にこのリングを二重に着けることを好み、そのスタイルは当時、パリ中で流行しました。

Jean Cocteau - Metamorphosis
Academicians sword

ジャン・コクトーのアカデミー会員の剣

カルティエ パリ、1955年

 

ゴールド、シルバー
エメラルド、ルビー、ダイヤモンド
象牙
オニキス
ブルーエナメル
スティール製の刃

 

Nick Welsh, Cartier Collection © Cartier