Cartier, Islamic Inspiration and Modern Design (2023)

cartier islamic art 2023

『CARTIER, ISLAMIC INSPIRATION, AND MODERN DESIGN』展、ルーブル アブダビ


2021年にパリ装飾芸術美術館、続いて2022年にダラス美術館に巡回して大成功を収めた後、『Cartier, Islamic Inspiration and Modern Design(カルティエ、イスラム芸術のインスピレーションとモダンデザイン)』展が、2023年11月16日から2024年3月24日まで、ルーヴル アブダビで開催されました。美術館全体とデジタルスペースは、ニューヨークを拠点とする建築事務所DS+R(ディラー・スコフィディオ+レンフロ)が演出を手掛けました。
パリとダラスを経て開催されたこの展覧会は、カルティエの創造過程と様式表現を表す歴史的な作品が追加され、20世紀初頭から現代に至るまで、イスラム芸術がカルティエのクリエイションにいかに影響を与えたのかを、数々の展示作品が物語ります。
本展には、ルーブル アブダビ、パリ装飾芸術美術館、ルーブル美術館の各所蔵コレクションや「カルティエ コレクション」およびメゾンのアーカイブピース、プライベートコレクションなどから、イスラム芸術の傑作品に加え、ジュエリーやプレシャスオブジェ、細密画、テキスタイル、アーカイブ資料など、400点を超える作品が展示されました。
この展覧会は、「カルティエ コレクション」の40周年の節目に当たると同時に、カルティエをテーマに特別に企画された40回目の展覧会となりました。