『エットーレ ソットサスの目がとらえたカルティエ宝飾デザイン』展(2002年)

CARTIER DESIGN

『エットーレ ソットサスの目がとらえたカルティエ宝飾デザイン』展(2002年)


2002年 ベルリン、ヴィトラ デザイン美術館
2002-2003年 ミラノ、王宮美術館
2004年 京都、醍醐寺
2004-2005年 ヒューストン、ヒューストン美術館

著名なイタリア人建築家・デザイナーのエットーレ・ソットサスがアーティスティックディレクターを務めたこの巡回展は、ベルリン、ヒューストン、ミラノ、京都でそれぞれ独創性のある空間に迎えられました。かつての電力施設をヴィトラが生まれ変わらせた、旧東ベルリンに位置するデザイン ミュージアムから京都の由緒ある寺院の仏像に囲まれた神聖な空間まで、ソットサスのビジョンが、作品の象徴的な次元に光を当てました。神秘的な薄明かりが、ジュエリーの社会的な位置付けよりも、その美しさに焦点を当て情緒的なアプローチで鑑賞者をいざないます。この展覧会では、自らの才能を証明するデザイナー自身の写真も展示され、独創的な空間の中で、これらが知覚的な世界へと鑑賞者を導きました。