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デン ハーグ市美術館、デン ハーグ(オランダ)

『アールデコ - パリ』展

会期:2017年10月14日から2018年3月4日

「カルティエ コレクション」がオランダのデン ハーグ市美術館に初めて展示されています。「カルティエ コレクション」は美術館界で強い関心を集め続けています。『アールデコ - パリ』展は、1920年代に発展した芸術様式であるアールデコに対し、フランス人ファッションデザイナー、ポール・ポワレが与えた影響について焦点を当てました。「le Magnifique(ル マニフィーク/壮麗夫)」の異名をとるポール・ポワレは、当時の高名な前衛芸術家たちに囲まれ、20世紀初頭にはアールデコのコードを提唱しました。

同展ではその豊かなスタイルを明らかにし、厳選された芸術作品を紹介しました。数多くの作品とともにモディリアーニ、キース・ヴァン・ドンゲンさらにブランクーシの作品が並び、ニューヨーク メトロポリタン美術館とロンドン ヴィクトリア&アルバート博物館の所蔵コレクションから、絢爛たる衣装も展示されました。「カルティエ コレクション」からは、全35点におよぶジュエリー、ヴァニティケース、シガレットケース、小型置時計が展示され、当時の洗練された女性たちの新しいスタイルとセンスを明らかにしました。その中に、メゾン カルティエが1925年の現代装飾美術・産業美術国際博覧会で発表した4つのブレスレットが含まれていました。

端正なライン、大胆なカラーコンビネーション、オリエンタルモチーフといった、共通する魅力が、ファッションデザイナーとジュエラーの創造性あふれる作品を生き生きと輝かせます。先駆的なビジョンをもったルイ・カルティエは、抽象的かつ幾何学的なモチーフが広がる洗練されたジュエリーを通して1910年代初頭にすでに「モダン スタイル」を取り入れていました。この展覧会を通して、メゾン カルティエの創造の歴史においても重要な、今もなお人々を魅了してやまないこのきわめてモダンな時代の豪華で華麗な世界をお楽しみいただきました。

Art Deco Paris