責任あるジュエラー
カルティエのコーポレート・レスポンシビリティ・ポリシー
メゾン カルティエは1847年より、優れた伝統を築き上げてきました。カルティエにとって、伝統とは義務を意味します。クリエイション、ノウハウ、そしてサービス品質における確固たる義務を果たすことは、倫理的、社会的、環境的に責任ある方法で職務を全うすることでもあります。
カルティエは高級品業界を代表する企業として模範的な義務を自らに課し、ジュエリー業界においてかけがえのない役割を果たしています。この度、カルティエはメゾンの活動を超えた取り組みを通じてこれらの模範的な義務を実行に移すことを決意いたしました。
2005年、カルティエはResponsible Jewellery Council(RJC:責任ある宝飾品業のための協議会)創立メンバー14社のうちの1社として、同協議会に参加しました。
2021年10月、カルティエとケリングは「ウォッチ&ジュエリー イニシアティブ 2030 (WATCH &JEWELLERY INITIATIVE 2030)」を立ち上げました。このイニシアティブのねらいは、ウォッチ&ジュエリーのグローバル企業の力を集結させることで持続可能な開発目標の達成に向けて取り組むと同時に、バリューチェーン全体に影響を与えるプロジェクトを通じて協力し合うことです。
このイニシアティブは、気候レジリエンスを構築し、資源を保護し、 インクルージョンを促進させる持続可能なウォッチ&ジュエリー業界の創出を目指します。
我々のコーポレート・レスポンシビリティ・ポリシーは、責任あるジュエラーとしてのカルティエのコミットメントを文書化し、継続的改善に向けた自発的なアプローチを約束するものです。カルティエのアトリエやブティック、ならびに我々のすべての事業パートナーは、こうしたコミットメントを日常慣行に適用し、徹底すべく努めています。
カルティエのコーポレート・レスポンシビリティ・ポリシー
世代を超えて受け継がれてきたカルティエの作品は、時代の一端をなすことを使命としています。それぞれの作品は、激動する時代や情勢、歴史を象徴するものです。そのため、購買、アトリエでの製作、ブティックでの販売など、我々が行うあらゆる行為は、カルティエの顧客の信頼に応えるものでなければなりません。
こうしたアプローチの一環として、我々はわが社のコミットメントを「コーポレート・レスポンシビリティ・ポリシー」として文書化しました。
カルティエのコーポレート・レスポンシビリティ・ポリシーは、わが社のすべての製品、職務、そしてわが社の納入業者をはじめとするサプライチェーン全体に適用されます。 わが社の納入業者は業務を通して、常にメゾン カルティエというブランドを背負っています。このため、カルティエは納入業者が当社と同じ要件を尊重するよう、極めて密接な協力関係を築いています。
カルティエのコミットメント
我々のコミットメントは、次の3つの主要方針に基づいています:
わが社のポリシーの実質的な実践については、さまざまな基準に基づき、独立した国際企業が監査を行います。こうした監査基準により、正しい慣行を共有し、継続的な改善に精力的に取り組むことが可能となるのです。
倫理的行動:企業倫理
- 贈収賄やマネーロンダリングを一切認めません。
- 清廉潔白かつ透明性のある事業活動を行います。
- 現行法規を遵守します。
- 特にダイヤモンドをはじめとする原料の調達において、最大限の監視を行います。
尊厳ある労働:社会パフォーマンス
- 世界人権宣言を支持し、遵守します。
- 児童就労および強制労働を許しません。
- 健康面と安全面における最高基準を適用します。
環境保護:環境パフォーマンス
- わが社の事業において、有害物質の使用を最小限に抑えます。
- わが社の活動による環境への悪影響を改善します。
- 廃棄物を責任ある方法で管理します。
- 水とエネルギー消費を削減します。
詳細は richemont.com をご覧ください。
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