ウォッチメイキングのサヴォアフェール

コレクションを象徴するオーバルシェイプと完璧なプロポーションはそのままに、スケールを変えることで「ベニュワール」を小型化。それはウォッチとしてだけでなく、ジュエリーとしても一つの挑戦でした。

カルティエにとって、すべてのウォッチの出発点となるのがフォルムです。どのようなラインを描くのか。これによって、どの技術を選択するかが決まります。

さらなる高みを目指し、創造性の限界を押し広げ、追求する。一つ一つのクリエイションを鼓動させるもの。それが、イノベーションです。メゾンを象徴するこのイノベーションによって、カルティエの時のビジョンを投影する見事なウォッチがつくり上げられています。

技術とデザインを両立したこのウォッチは、オープンワークと贅沢なパヴェセッティングを組み合わせた、時間と戯れる斬新なクリエイションです。

ブレスレットとケースをひとつにすることで、「タンク フランセーズ」ウォッチのラインを限りなくシンプルにする。それがクリエイションスタジオとマニュファクチュールが共に取り組んだ挑戦でした。

しなやかなウォッチがあってもいいのでは。カルティエ ウォッチのラインナップに刻み込まれているひとつのフォルム、クッサン ウォッチを起点とし、それをカルティエのデザインスタジオに託したところ、しなやかで、パヴェセッティングが施された、壮麗なウォッチが誕生しました。クッサン ウォッチは決して眠りません。