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モノグラフ展

「The Art of Cartier(アート オブ カルティエ)」(1995年)

東京、東京都庭園美術館

東京都庭園美術館は、フランスの建築家アンリ・ラパンが設計したアールデコ様式の建物。もともとこの建物は、1925年、アールデコ博の観覧からこの様式に強く関心を惹かれた朝香宮が依頼して実現した宮邸でした。「The Art of Cartier (アート オブ カルティエ)」は、パリ、そしてサンクトペテルブルグを経て、ジル・シャザル氏、高波眞知子氏の尽力のもと、最初の巡回の旅を締めくくるべく東京の地へとたどり着きました。趣のあるこの朝香宮邸の幾何学的な装飾と錬鉄の柵のモチーフは、「カルティエ コレクション」を構成する作品のモチーフと見事に呼応するものでした。