メゾン デ メティエダール

比類ないサヴォアフェールを守り、革新し、共有する。ラ・ショー・ド・フォンのカルティエ マニュファクチュールに隣接するメゾン デ メティエダールは、これをミッションとして掲げています。その推進力は、かつての技術や手法、表現を見い出すという過去に向けられているだけでなく、新たな技量をつくり出し、工具や手法を新たなニーズに適用させるという未来にも向けられています。

THE ART OF METAL

金属加工

金属加工は、カルティエの核を成すジュエリー制作において重要な技術です。ゴールド フィリグラン(線条細工)、ゴールド グラニュレーション、エングレービングは、メゾンで繰り返し使われる卓越した技術のひとつに数えられます。こうした熟練の技を、現在カルティエの次世代の職人たちが磨いています。

THE ART OF FIRE

エナメル加工

ラ・ショー・ド・フォンのエナメル職人は、クロワゾネ、シャンルヴェ、プリック アジュール、あるいはグリザイユといった伝統技術を極めるだけでなく、メゾン デ メティエダールが開発したり、よみがえらせたりした技術も日々研鑽しています。たとえば、ゴールドペースト エナメル、フィルグラン エナメル、エナメル グラニュレーションといった技術は、ビーズが炉ではなく吹き管でつくられるという点で、他のエナメル技術とは異なります。エナメルのダイアルは、制作に30時間以上を要し、さまざまなカラーのニュアンスを出すためには、10~15の工程が必要となります。

THE ART
OF COMPOSITION

構図の芸術

マルケトリは、正確なデッサンを再現するために、ウッド、パイユ(藁)、その他の素材など、さまざまなカラーやフォルムの微小なパーツを組み合わせる技術のことで、複雑な作業には、器用な手さばきと正確さが求められます。マルケトリのダイアルは、制作におよそ50時間を要し、デザイナーのデッサンを再現するためには、藁や木材から成る平均200個ものパーツが必要となります。

比類ないサヴォアフェールを守り、革新し、共有する。ラ・ショー・ド・フォンのカルティエ マニュファクチュールに隣接するメゾン デ メティエダールは、これをミッションとして掲げています。