タンク アメリカン

1989年に発表された「タンク アメリカン」。新しい時代の幕開けへとアメリカが活気づいていた頃、大きな時計が人気とされていた時代に、繊細でエレガントなデザインを取り入れました。
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1916年にルイ・カルティエによってデザインされた、伝説的なウォッチ、「タンク」。時を計るその道具は、あらゆる伝統と慣習を覆し、時計製造におけるひとつの指標として存在感を高めました。ルイ・カルティエによる当初のコンセプトを忠実に守りながらも、あらゆる時代の自由なスタイルとエレガンスを提案しています。

 

「タンク」の並行する2本の縦枠は、ストラップのラグをケースに完全に一体化させています。 

ケースやラグといったパーツを調和よく組み合わせることは、これまでこの分野では見られなかったスタイルの前進であり、リストウォッチの出現を称えるこのデザインは、何年もの熟慮と研究の賜物でした。

 

最後の映画出演となった作品『熱砂の舞』で、俳優ルドルフ・ヴァレンティノは、ジョージ・フィッツモーリス監督に、アラブのプリンスを演じるにあたって自身の「タンク」を映画の全シーンで着用したいと申し出ました。

こうして現在、同映画の写真には甘美で文化的なギャップを見ることができます。 オリエンタルな伝統衣装に身を包んだ偉大な君主は、彼のお気に入りの時計を着用しているのです。

これが「タンク」の映画初出演となりました。

 

ポップアートの旗手であり、またニューヨーク生活の中心人物とされていたアメリカ人画家のアンディ・ウォーホルは、誰よりも他者とは一線を画す力をもっていました。

彼は自身の「タンク」を身に着けていましたが、それを一度も巻き上げたことはなかったのです。「私がこれを身につけるのは、時間を知るためではないのです…」と、ある日のインタビューで話しています。

 

フランス人ファッションデザイナー、ジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャックは、フランスの週刊誌『マダム・フィガロ』のなかで、「もしもすべての『タンク』がカルティエでつくられるなら、私たちはずっと平和に暮らすことができるのに」と、「タンク」に政治的・詩的なオマージュを捧げました。