カルティエは1920年代から、ジュエリーウォッチに収めるきわめて小さなサイズのメカニズムを開発するよう時計職人に指示します。ケースをジュエリーデザインの一部として溶け込ませる、あるいは見えないように隠してしまおうとしたのです。前代未聞の小さなメカニカル ムーブメントたちが完成すると、すぐに「バゲット ウォッチ」に収められました。これらの作品は、限りなくモダンでフェミニンな宝飾品として、特に両大戦間期に大きな成功を収めました。

 

 

B蓋付き
リスト ウォッチ


カルティエ パリ、1928年

Pプラチナ、ラウンド ダイヤモンド、五角形ダイヤモンド2個、チャンネル セット バゲットカット ダイヤモンド、スクエア シェイプ ダイヤモンド、半球形シングルカット ダイヤモンド、8ファセット ダイヤモンド。セミクローズドセッティングのブリリアントカット ダイヤモンドをあしらった連結式の伸縮性のあるブレスレット。

ルクルト製レクタンギュラー型「デュオプラン」式ムーブメント キャリバー104、ロジウムプレイテッド、8調整、ルビー17石、スイスレバー脱進機、バイメタル テンプ、平ヒゲゼンマイ

17.5 cm

 

 

 

バゲット リスト ウォッチ

カルティエ パリ、1932年

プラチナ、ピンクゴールド、トライアングルシェイプ ルビー カボション1個

「デュオプラン」タイプのルクルト製キャリバー101 レクタンギュラームーブメント、フォース・コート・ド・ジュネーブ モチーフ、ロジウム仕上げ、はめあい部2か所、ルビー16石、スイスレバー脱進機、バイメタル テンプ、平ヒゲゼンマイ

カルティエ史上最小とされるこのウォッチには、世界最小のメカニカルムーブメント(14 x 4.80 x 3.40mm)が搭載されています。「デュオプラン」の一種で、機構上部に調速機構を配することによりムーブメントの幅を狭め、小型化されています。

カプールタラのティッカ王子に販売。

幅 0.61 cm

リストウォッチ

カルティエ パリ、1938年

イエローゴールド、 ファセット ケース

「デュオプラン」タイプのルクルト製キャリバー403 レクタンギュラームーブメント、ロジウム仕上げ、 ルビー15石、スイスレバー脱進機、バイメタル テンプ、平ヒゲゼンマイ

ブレスレット幅2.5cm

ミニチュア プリズム
クロック
CLOCK



カルティエ パリ、1952年

イエローゴールド、ロック クリスタル

ルクルト製ラウンド型ムーブメント
キャリバー427、ロジウムプレイテッド、
ルビー17石、スイスレバー脱進機、
モノメタル テンプ、平ヒゲゼンマイ

クロックを真正面から正しい角度で見ると、反射面にダイアルが現れる仕組みになっています。

アガ・カーン3世の息子
アリ・アガ・カーン王子に販売

2.85 x 1.74 x 1.74 cm