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カルティエ調香師 - マチルド・ローラン

Mathilde Laurent

マチルド・ローランはヴェルサイユの Institut Supérieur du Parfum des Cosmétiques et des Arômes(香水・化粧品・食品香料国際高等学院)で調香技術を習得。10年間の実務経験を経て、2005年2月14日にカルティエに入社しました。

カルティエにおいて、マチルドはオーダーメイド フレグランスというコンセプトを確立。ラ ・ ペ通り13番地のカルティエ本店内「Salon des Parfums(サロン デ パルファン)」では、お客様にひとりひとりに合わせた独創的なフレグランスを調合しています。
 
さらに、マチルドはロードスターやカルティエ ドゥ リュンヌ、デクララシオン ダン ソワール、ベーゼ ヴォレといったカルティエ フレグランスの傑作をつくり上げました。また、13種のフレグランスからなるコレクション、ルール ドゥ パルファンにより、オート パルフュムリーとしてのカルティエの地位を確立しました。このコレクションは、Fragrance Foundation of France(仏フレグランス財団)が主催する2010年FIFIアワードにおいて有名調香師から高く評価され、トレジエム ウールがパフューム・クリエイターズ賞とスペシャリスト賞という2つの栄誉ある賞を受賞しています。
 
マチルド・ローランはフレグランスに関して独自の美学を持っています。厳選を重ねた原料を極めてシンプルに組み合わせることにより、さまざまなニュアンスを持つフレグランスを生み出すのが彼女のスタイルです。

純粋さと極端さ、大胆さが絶妙に調和する彼女ならではの作品は、記憶の彼方にひそむ香りを発掘し、独創的なハーモニーを創造する彼女の能力を映し出しています。